2010ダブルスマイルキャンペーン17 - フライヤーズミーティング
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17.折り返し

折り返し便の搭乗時間になりエコノミーであるが優先搭乗口から搭乗する。
パスポートの提示をボーディングブリッジ内で行い、搭乗。
家賃の高いビジネスクラスの通路をそそくさと通過し、
落ち着くプレミアムエコノミーの席に座った。

離陸時間が近づいてきた。シカゴもお別れである。
と感傷に浸っているとふとゴミを捨てるのを忘れたことに気がついた。
パスポートについているホチキスの針である。
こういうのを無駄に1万キロも移動させるのが嫌なので、
パスポートを取り出して見てみるとなんとホチキスの針どころか、
入国審査書類I94Wの緑色の半券がまだ付いているではないか。
これが付いていると出国したことにならないみたいなので次回にアメリカに入国できないかもしれない。
ゲートの係員は何を見ていたんだと思い、CAを呼ぶ。
呼んだCAは最近乗り始めたようで、的を射ていない感覚であった。

しかし通りがかった別のCAがその重要性に気が付いたらしく、
すぐさま地上係員を呼び、無事回収された。
CAには気が付いていただいてと大変感謝された。
不法入国などの場合、折り返させる責任は航空会社にある。
そのために出国していない私を乗せて離陸してしまった場合、
この半券をアメリカに戻す為だけにオヘアに折り返す可能性もあったのであろうか。
危うい場面に遭遇したが、定時に離陸、シカゴとはお別れである。

朝に出発する西行きの便は気流の影響で東行きより時間がかかる。
しかし出発してから航路上がずっと昼なので時差の調整がしやすい。

アメリカ時間で昼に出た久しい日本食のチキンカレーをいただいた後に少しうとうとする。

それが日本時間の夜の睡眠となるのであとはずっとおきていればいい。
プレミアムエコノミーは空席が目立ち、隣席も空いていた。
隣人に気兼ねすることもなく、トイレへもいける。
シカゴ気分でミュージカルのマンマミーアなどを見ていると
時間の経過も飛行機のように速く感じられ、日本の上空に着いた。
途中ほとんど揺れることは無く快適な飛行であった。
成田に着陸前に初めて揺れたと感じる揺れを感じたが、つくづく飛行機は快適な乗り物であると思う。

13:30頃、少し早く無事に成田に到着した。
ファースト、ビジネスの搭乗客の後にエコノミーが降機となる。

降機のあと、空いている自動化ゲートにて入国審査を行う。
するとなかなかスキャンしないので、列の後ろの人に譲ると、
「これ壊れてること多いよね」とコンセンサスを得た。
法務省の係員が来たので半自動化ゲートにて出国。
自動ドアが付いている全自動のゲートの横に係員が見ながらセルフで出国審査をする半自動の審査もある。
最近は全自動がうまくいってないので半自動化が多い。

その後、手荷物の受け取りを行う。
ファーストクラスタグをつけてもらっていたので速く出てくると思った。
本当のファーストクラスの搭乗客には申し訳ないが、その通り1番最初に出てきた。

税関で申告書類を渡し入国が完了する。
手荷物が少ないのでいつもいろいろ聞かれるが、
不正をしているわけでもなくこれが現実なので正直に言って通過する。
第一ターミナルの到着ゲートから外に出ると右に国内線の乗り継ぎカウンターがある。
ここで先ほど最初に受け取った手荷物を預けると早い便に変更できますが、と聞かれた。
成田から伊丹は2便あり、時間の早い2177便は16:45分発で小さいエアバス320である。
時間の遅い便2179は17:55発のボーイング777で、
待つ代わりに上級会員は国際線ビジネスクラスの席が使える。
予約は遅い便の国際線ビジネスクラスの席を確保したが、
当日疲れていたら早く帰ろうとしていたので変更してもらった。
スーパーエコ割の場合、当然無料で変更可能である。
前方席窓側の2Fがアサインされた。

国内線のラウンジは国内線カウンターに向かって左にある。
最近アライバルラウンジと名前が変更になっていた。
シカゴ便はANA国際線の長距離便の中では成田に早く着くのでラウンジも空いている。
受付でシャワーの予約状況を確認すると誰も使っていないので、
長旅の汗を取る為に使わせてもらった。シャワーは競争率が高いので使える時は使っておきたい。

アメニティは一通りそろっており、髭剃りなど無いものはスタッフに言えば貰える。

アライバルラウンジにはパン類や酒類が通常の国内線ラウンジに比べて豊富である。
しかし当日は相当眠く、何か物を入れると寝てしまう可能性もあり、暴飲はできなかった。

時間とともに到着便も多くなり、徐々にラウンジも混んでくる。
このラウンジはセキュリティーゲートの外にあるために、出発ギリギリまで粘れない。
また、出発ゲートまで少し距離もあるので早めに出動する。

エスカレーターを上り、動く歩道で移動しセキュリティに到着。
セキュリティーでは上級会員専用セキュリティーを通り、ゲートに向かう。

2177便はバスにて搭乗。優先搭乗を行っても結局通常客とバスで合流してしまう。
バスも傾きかけた日の下、滞りなく出発、到着する。
成田空港の風を受けながら歩いて飛行機に搭乗する。

バスの出発待ちをしている間、すこし聞きなれない名前の呼び出しがあった。
気になっていると、出発前の機内アナウンスでこの便はエティハド航空とコードシェアとのこと。
アラブの方の名前なので、聞きなれない名前だったのだ。
エディハド航空も早くスターアライアンスに加盟して、中東へのアクセスを良くして欲しいと思う。

そうこうしているうちに離陸。
眠かったので、無料おためしのスターバックスコーヒーを飲まずに睡眠。
1時間10分の伊丹へのフライトであるが、寝ていたので25分ぐらいのフライトに感じた。
やっと折り返しが完了。後半戦に入る(つづく)

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